子供汽車「浪花号」

   
   

機関車はSL型(4両連結)で最後尾は車いす乗車可能となっており、ばら庭園駅から交通遊園駅まで往復しています。
【諸元】                             
定員:98名(座席50名、立席48名)            
速度:時速20Km 軌道幅:762mm                              
車両幅:1m60                               
全長:22m675                              
総重量:13900Kg                              
動力:いすゞ 6BBIディーゼルエンジン(112/2800)                     
軌道延長:ばら庭園駅〜交通遊園駅1460m

子供汽車利用料金
【浪花の由来】                         
浪花はわが国最初の私鉄である阪堺鉄道が明治18年に日本で初めてドイツから輸入したホーヘンツォールレン製B型サドルタンク機関車で下廻りをスカートで覆われた珍しい型であった。当時、同形式の吾妻、住江、大江の3両と釜石鉱山から払い下げを受けたイギリスシャープスチュアート製の和歌、芳野2両と共に計6両で難波、堺間を運航していた。この6両は阪堺時代には番号をもたず路線付近の地名から命名されたようで浪花というのも今の大阪市及びその付近の古称から名付けられたようである。明治31年に阪堺鉄道と南海鉄道との合弁後も、この6両は4型・5型となったがすぐに番号をつけないで、旧称の固有の名詞の呼名を残して、当、浜寺公園にも停車するようになった。その後も南海電鉄の花形として活躍したが、明治37年には大阪汽車製造合資会社(後、川崎重工と合弁)へ売却され入換専用に使われた後、官営八幡製鉄所へ転売され「重箱」の愛称で呼ばれ昭和25年頃まで働き65年の生涯を終えたのである。この浪速をモデルにして制作されたのが「浪花号」というわけである。